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The Research Institute

for The Tail of Genji

Tsurumi University

​鶴見大学源氏物語研究所Webサイト

鶴見大学源氏物語研究所について

 本学では創立以来、「歌書」と「物語」及び「軍記」等を主軸として古典籍の収集に努めてきました。文学を研究するためには、当然ながら書物が不可欠です。特に古典文学の場合、作者自筆の本が現存することは極めて稀で、ほとんどの作品は作者以外の無数の人々が書写や印刷をしたことによって現代に伝わったものです。しかし、書写や印刷が繰り返されるうちに、写し間違えや刷り間違えや綴じ間違えが生じたり、意図的な書き換えが行われたりすることも珍しくありませんでした。したがって、できる限り原本文を追究することがあらゆる古典文学研究の基礎なのであって、その研究を根底から支えるものが沢山の書物なのです。本学がその収集に尽力する理由です。


 本学の古典籍収集の柱の「物語」、その中核は『源氏物語』です。『源氏物語』が古典文学に限らず、日本文化全体の中でも重要な位置を占めることは言うまでもありません。本学は『源氏物語』とそれに関する資料を収集し、平成11年(1999)には300点以上を数えるに至りました。ここに、それらを体系的に整理して研究するために、池田利夫を初代所長として源氏物語研究所が発足しました。
 

 さて、本研究所では収集した資料に即して実証的な調査研究を行い、その成果を学内外に広く公開するため、貴重書展や講演会を定期的に開催し、「年報」を刊行してきました。このたび、さらに多くの方々に本研究所の活動を知っていただけるよう、ホームページを開設いたします。
 多くの方々に広くご活用いただけましたら幸いです。

鶴見大学源氏物語研究所所長

​伊倉 史人

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活動内容

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貴重書展・講演会の開催

研究成果の公開のため、年に1回、貴重書展を本学図書館で開催しております。その際には講演会もあわせて行っております。

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年報の刊行

年に1回、年報を刊行しております。源氏物語に関する研究の成果のほか、近年収集した貴重書についてもご紹介しております。

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貴重書の収集・研究

源氏物語に関連する貴重書を収集しております。新たに収集した古典籍に関しては、貴重書展や年報でご紹介しています。

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